【カニは洗うべきですか?】美味しさと安全どっちが大事?

#カニの安全な食べ方:健康と美味しさを両立させる

こんにちは、フードライターの松田美咲です。今日は、寒い冬の季節にぴったりの食材である「カニ」についてお話ししたいと思います。多くの方が大好きなカニですが、正しい扱い方をしっていますか?特に、冬季に増加する「腸炎ビブリオ食中毒」への対策についてご説明します。

カニの洗い方について

「カニは洗うべきですか?」という質問をよく聞きます。結論から言うと、カニを茹でる前には必ず洗うべきです。というのも、カニや魚といった海産物には「腸炎ビブリオ菌」という菌が付着していることがあります。この菌は、摂取すると食中毒を起こす可能性があるのです。そのため、カニを食べる前には、キッチンブラシやたわしを使って丹念に洗い流しましょう。

美味しさを保つために注意すべきこと

しかし、「洗うべき」とはいえ、過度に洗いすぎると今度は別の問題が。カニの美味しさを決めるうま味成分が流れ出てしまうことがあります。カニの甲羅や骨の隙間から白色の泡が出始めたら、それがうま味成分です。これ以上洗ってしまうと、カニの美味しさが逃げてしまうため、このタイミングで洗い終えるのがポイントです。

冬季に美味しいカニを安全に食べるために、ぜひ参考にしてみてください。食は人生を豊かにするもの。様々な食材を正しく、そして美味しくいただくことで、食生活がより楽しみ深いものとなることを願っています。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。お次も美味しい情報をお届けしますので、お楽しみに!

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