【解凍したカニが黒くなるのはなぜ?】体に害はないの?食べても大丈夫なの?

特大生たらば肩脚

こんにちは、フードライターの松田美咲です。

今日は冬の風物詩であり、贈り物や宴会の席でよく見かけるカニについて考えてみたいと思います。

全国各地から取れるカニは、新鮮な状態で楽しむことが一番ですが、生活の中で冷凍されたカニを解凍して食べることも多いですよね。

そんな時、皆さんは「解凍したカニが黒くなるのはなぜ?」と思ったことはありませんか?

その答えは「酸化」にあります。

カニ肉に含まれているアミノ酸が酸化することで、身が黒く変色します。

この黒色変化は、肉の中のアミノ酸が酵素の作用により酸化されて生じる現象で、時間が経つにつれて進んでしまいます。

しかし、一安心なのは、この黒ずみによる食味や健康への影響はほとんどないということです。

ただし、見た目上で食欲をそそるものではないため、解凍後はなるべく早く調理し、食べることをお勧めします。

このような食品の変色は常温で保存していると進行が早まるので、解凍後は冷蔵庫で保存するか、すぐに料理に使用しましょう。

また、色が黒くなったからといって躊躇せず、美味しくいただくことが大切です。

カニの豊かな味わいは、黒ずみにも負けない絶品の美味しさがありますから。

まとめると、冷凍カニの黒ずみ現象はカニ肉中のアミノ酸が酸化することで生じる自然な現象であり、味や健康には影響を及ぼさないということです。

ただし、美味しさを最大限に引き出すため、解凍後は早めに食べることをお勧めします。

来る冬のシーズン、美味しいカニを楽しむために黒ずみ対策を忘れずに!

これからも食に関する豆知識を発信していきますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

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